1. 因果関係と相関関係
-1.1. 因果関係と相関関係
-1.2. 因果関係の三条件
-1.3.トリートメントとコントロール
-1.4. 横断研究と縦断研究
-1.5. 交絡因子
-1.6. 選挙費用と投票率における交絡因子
2. 観察研究における政策効果
- 2.1 スタバの最低賃金と失業率
- 2.2 経済学理論の検証
- 2.3 バイアスの種類
3. 交絡因子バイアスと対処法
-3.1. 細分類 (subclassification)
-3.2. 偽実験計画 (before-and-after design)
-3.3. 差分の差分分析 (difference-in-differences design)
・相関関係があるからといって、必ずしも因果関係があるとは限らない。
・「選挙区ごとに候補者が費やした選挙費用合計」と「選挙区ごとの投票率」の関係を考える。
・「選挙費用」を X 軸、「投票率」を Y 軸として散布図で表してみる
・両者の間には「正の相関関係」が認められる。
・この結果から、次のように結論づけられるか?
・試しに、選挙区ごとの「接戦度」ごとに散布図を描き直してみると・・・
・ハーバード大学ロースクールの学生が、世の中に溢れている二変数間の「相関関係」を紹介。
・その中の一つ・・・メーン州での「1000人あたりの離婚率」と「一人あたりマーガリン消費量」(相関係数 = 0.989)。